Interview
お仕事紹介

社員インタビュー Sさん

社員インタビュー Sさん

何でも自分でこなす“プレイヤー”から
みんなを全力で応援する“サポーター”へ
子育てが「新しい視点」を気づかせてくれました

Sさん

  • 2015年入社
  • グラフィックデザイナー
  • デザイナー歴:20年

前職:印刷会社で大学関連の印刷物のデザイナー

Interview
社内ではどのような業務を主に担当していますか?
関西オフィスで主にチラシやパンフレット、POPやポスターを制作しています。
イラストを描くこと以外、基本的にどんなデザインも担当します。現在は育児中のため、時短勤務で働いています。
入社のきっかけを教えてください。
雑誌を作る「エディトリアルデザイナー」になりたくて、前職では修行のつもりで大学関連の論文集やリーフレットを作る会社で派遣社員として働いていました。派遣契約満了を機に「次も関西で同じようなデザインの仕事がしたい」と思って探したのですが、当時全国誌を作っているような大手は関西にほぼなくて。
半分あきらめかけていた時に、派遣会社のエージェントから「旅行会社でパンフレットなどを内製しているところがあるよ」と紹介してもらったのが今の職場でした。
制作(グラフィックデザイン)にいつ頃から興味を持ちましたか?
きっかけは、学生時代に見たAppleのスケルトンMac(iMac)のCMでした。カラフルなパソコンがくるくる回る映像を見て「なんじゃこりゃ!これを使いこなす仕事って何だろう?」と衝撃を受けたんです。
でも当時はどうすればいいか分からなくて、短大を卒業して酒販卸の一般事務として就職しました。その会社ではお中元やお歳暮のギフトカタログを作っていて、中身はデザイン事務所へ外注するんですが、表紙だけはなぜか事務スタッフが作るという変わった慣例があったんです。実際に自分で表紙を作成した時、「これがデザインというものか!」って急に点と点が繋がったんですよ。
気づいてからは早かったですね。未経験でしたが勢いで印刷会社へ転職して、本格的にデザインの道に進んでいきました。
手がけてきたもので心に残っている仕事は?また、その理由は何ですか?
入社2年目に制作を任された『カナダブック』ですね。カナダの観光地やオプショナルツアーを紹介する100ページ以上の冊子を、しかも1人で制作することになったんです。もともとページ物の冊子を作ってみたいという思いがあったので、大きなやりがいを感じました。
現地取材にも行かせてもらったんですよ。街歩き中に偶然見つけた日本人スタッフがいるお土産屋さんで「誌面に載せてもいいですか?」とその場で写真を撮らせてもらったり、現地のお店に英語でメールを書いて、掲載許可を取ったり…。周りの方にたくさんフォローしていただきながら、自由に制作を進めることができました。
大変なことも多かったですが、雑誌を作るように自分のアイデアを形にできて、完成したときは本当に嬉しかったですね。「あの経験があったから今もここで頑張れている」と思えるほど、私の原点とも言える思い出深い仕事です。
仕事の醍醐味ややりがい、面白さを感じるのはどんな時ですか?
原稿がパズルのようにピタッと誌面に収まった時ですね。
例えば、企画担当者から「さすがにこの文章量は入りきらないですよね……」と相談された時。「ちょっと待っててください」と言って、パソコンの画面を見てもらいながら目の前でパパッと文字詰めやレイアウトを調整して「これなら入りますよ!」とお見せする。そうすると、みんな魔法を見るみたいに驚いてくれて。そういった周りの反応が嬉しいですし、この仕事ならではの面白さを感じる瞬間でもあります。
関西オフィスの雰囲気はどうですか?
東京本社と比べると少人数な分、コミュニケーションが取りやすく、連絡事項も正確に素早く行き渡る良さがあります。
業務の割り振りにしても、メンバーそれぞれのスキルや力量を見ながら「これどうする?やってみる?」と、みんなで相談しながら決めることが多いですね。経験の浅い人や新しい領域に挑戦したい人に思い切って振ってみることも。時間はかかっても、少しずつ修正しながら進めることで結果的にすごく良いものができるんですよ。
「この仕事はあの人にしかできない」といった属人化をなくして、チームみんなで助け合いながら決めていく風土が広がっていると思います。
関西オフィスと東京本社との連携はどのように行なっていますか?
週3回の定例ミーティングをはじめ、Google Meetやチャットツールを駆使して日常的にコミュニケーションを取っています。例えば、関西オフィスで業務が逼迫しているときは東京本社にサポートを依頼しますし、逆に東京が多忙なときは関西メンバーがヘルプに入るなど、拠点を超えた相互フォロー体制が整っています。
また、東京本社だけではなく中部オフィスとも連携をとっていて、ロゴの制作案件などで協力を仰ぐこともあります。物理的な距離はありますが、各拠点がそれぞれの強みを活かしながら柔軟に助け合える関係性が築けていると感じています。
仕事をする上で、大変だなと思うのはどんな点ですか?
現在は育児による時短勤務中のため、特に繁忙期は「時間との戦い」で、スケジュール管理に苦労することがあります。
フルタイムで働いていた頃は、経験の長いデザイナーが周囲に少なかったこともあって、「何かあれば自分が引き受けて形にしなければ」と一人で抱え込んで頑張ってしまう部分がありました。でも、今は物理的にそれができません。
キャパオーバーになる仕事を無理に引き受けるのをやめて、優先順位をしっかり立てた上で、「お願い!」と周りのメンバーに素直に頼れるようになりました。「時間になったら、強い気持ちを持って帰る」ことを意識して、周りと協力しながら効率よく業務を進めています。
この会社の良いと思うところは?
時短勤務やフレックス制度がちゃんと活用できるところですね。私自身、現在は子育てをしながら時短勤務(フレックス)を活用し、1日6時間勤務で働いています。こうした制度がしっかりと機能しているおかげで、無理なく家庭と仕事が両立できています。ありがたいですね。社員のライフステージに寄り添ってくれる、とても働きやすい環境だなと実感しています。
仕事と家庭の切り替えはうまくできていますか?
子どもが生まれる前は、休日でも仕事のことが頭から離れなくて「休みだけど休めていない」状態になりがちでした。上司から「もっとプライベートを楽しんで、切り替えなよ!」と心配されるほどで。
でも、子どもが生まれてからは、金曜日に退社してから月曜日に出社するまで、仕事のことを一切考えなくなりました。月曜日の朝に出社すると一瞬「私は今日、何をすればいいんだっけ?」と記憶喪失かと思うくらいです(笑)。元々引きずりやすい性格なので、それくらい強制的にスイッチが切れる今のスタイルが結果的に合っているみたいで、すごく良い切り替えになっていますね。
毎日忙しいと思いますが、リフレッシュ方法は何かありますか?
子どもや、家で飼っている黒猫の「むんちゃん」と遊んで過ごす時間です。休日は家事や育児をこなしていると本当にあっという間に過ぎ去ってしまいますが、家族やむんちゃんとふれ合っている時間が、私にとって一番のエネルギー充電になっています。
あとは、子どもを起こす前の「朝の1人時間」も大切にしています。子育てをしているとなかなか1人の時間が取れないので、朝の家事をサッと終えて子供を起こす前に自分だけの時間を確保するんです。コーヒーを飲みながら、むんちゃんをこねくりまわすのが最高のリフレッシュですね(笑)
最後に、今後の個人の目標はありますか?
昔は「全部自分でやってこそ、私の作品!」って思っている時期もありましたけど、これからは「人に教えて、成長する姿を見守る」という風にシフトしていけたらなと思っています。いつまでも最前線のソルジャーで居続けるのは体力的にも厳しくなってきますから(笑)。普段から後輩には「間に合わなくなったら助けるから、とりあえずやってみなよ!」と背中を押して、一歩踏み出せるようにしています。
これからの目標は、みんなを後ろから全力で応援する人になることです。「頑張れ、頑張れ!」って声をかけながら、何かトラブルがあったらサッと玉を拾いにいくような(笑)。そんなあたたかいサポート役になれたらいいなと思っています。

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