Interview

お仕事紹介

社員インタビュー Nさん

社員インタビュー Nさん

読み手の頭にスルスルッと入る文章を書くために 「文章のリズム感」を大切にしています

Nさん

  • 2021年入社
  • ライター・進行管理・グラフィックデザイナー
  • ライター歴:15年

前職:旅行関連のデザイン会社

Interview
社内ではどのような業務を主に担当していますか?
旅行パンフレットのデザイン、進行管理、ライティング業務などをしています。
手がけてきたもので心に残っている仕事は?その理由は何ですか?
ライティングの仕事として携わった物で、3つあります。
1つ目は、2022年「HIS号外新聞」。「新聞のようなテイストを入れつつ、あまり堅くならない読みやすい文章を」との要望があり、自分なりに新聞記事を意識しながら、伝えるべきことを端的に、表現を柔らかくすることを心がけて取り組みました。
2つ目は、2023年「HISリスタートキャンペーン」のボディコピー。パンフレットで文章を書くことはあっても、広告のボディコピーを書くのは初めてでした。コロナ禍の約3年間、旅に出られなかったお客様の気持ち、旅行会社の気持ち、両方の想いを表現するにはどうしたらいいのか…。電車内やお風呂の中でも考えたり、悩みに悩んだ記憶があるので、OKをいただいた時はホッとしました。
3つ目は、2022年夏に創刊した季刊誌「Salute! HIS」。健康と旅をテーマにした会員誌なので、ウェルネス要素も取り入れつつ記事を作成するのが難しいです。3ヶ月に1回発行しているので、終わったらすぐ次号のことも考える必要がありまして。毎号国内外さまざまなテーマを取り上げているため、調べ物も多くて大変です。
仕事の醍醐味ややりがい、面白さを感じるのはどんな時ですか?
難しいものに直面した時こそ燃える性分なので、情報量の多いものほど整理してキレイにはまるデザインができた時は嬉しいし、とても気持ちが良いです。
ライティング面だと、下準備で調べ物をするうちに「新たな学びや気付き」があるので面白いです。外国の文化や習慣、日本国内の秘境や温泉など、知らないことがまだまだたくさんあると痛感しています。調べたことを噛み砕いて、分かりやすい文章にするのは難しいですが、難しい分やりがいを感じます。
仕事をする上で、大変だなと思うのはどんな点ですか?
短期間に複数ページのライティングをこなすのが大変です。締め切りに追われて、精神的にも追い詰められるので。海外と国内の記事を同時進行していたりするので、頭の中がグチャグチャになることも多々あります。
ライティングにいつ頃から興味を持ちましたか?
子供の頃から口下手だったので、作文とか手紙とか、文章でのほうが自分の気持ちを表現しやすかったというのはあります。CMや広告を見るのも昔から好きでした。思い返せば子供の頃から、「テレビ番組よりCMをじっくり観てる」と親からもよく言われていましたね。一枚の広告や数秒のCMの中にストーリーが凝縮されていて、短編映画を観ているような感覚になれるので面白いです。
職業としてライターになりたいと思ったことはありませんが、前職でライティングを任されるようになり、文章で表現することの奥深さに興味を持つようになりました。
ライターに求められる資質(スキルや人物像)は何だと思いますか?
書く前に調べることも多いので「リサーチ力」は必要です。いつも興味のある題材を書けるわけではないので、何でも興味を持って取り組める「好奇心」も大切だと思います。スキルとしては、文章の組み立て力、語彙力、読みやすい文のリズムをつかむ感覚。あとは、締切に追われても逃げ出さない、なかなか文章が書けなくても諦めない心…ですね。
旅行関連のライティングは、他の業界に比べるとどんな違いがありますか?
旅行業界特有のルールが多いところ。旅行業法も調べながら表記に注意を払ったり、気をつけなければならないルールがたくさんあります。
ライティングの魅力はどんなところだと思いますか?
自分の言葉でものごとについて表現できるところ。読者に分かりやすく伝えるために、言葉を選び文章を構築するので、論理的な思考も身に付くと思います。それと、さまざまなテーマについてリサーチする機会が多いので、自分自身の知識がどんどん広がるところ。何年経験を重ねてもゴールはなく、成長し続けられるところが魅力だと思います。
ライティングする際に大切にしていることは何ですか?
難しい表現を使わずに、「中学生でも、年配の方でも読みやすい文章」にするよう心がけています。書いた後は何度も推敲を重ねて、自己満足の文章になっていないか客観的に見るようにしています。あとは「文章のリズム感」も大切にしています。これは感覚でしかないのですが、読み手が途中でつかえることなく、頭にスルスルッと入っていくような“リズムの良い文章”は理想だなと思います。
自分の成長を感じた瞬間を教えてください。
季刊誌「Salute! HIS」で、特集記事のライティングを担当していることです。10日間くらいで国内外の特集記事・30ページほどのライティングをこなさなきゃいけないこともあります。毎回制作期間が本当に短くて辛くて、「もう書けない!」って何度も逃げ出したくなりましたが(苦笑)。試練を乗り越えるたびに、まだまだ成長できると感じています。
最近、デザインまたはライティングで刺激を受けたものはありますか?
広告でも作品でも、なんでもOKです。
少し前のものですが、「西武・そごう」の広告です。2つありまして、1つは、力士の炎鵬をモデルに起用した「さ、ひっくり返そう。」の広告。逆から読むと意味が反転するコピーに衝撃を受けました。もう1つは、コロナ禍の2021年に出していた「レシートは、希望のリストになった。」です。購入した物にはお客様の希望が込められていて、百貨店はその希望を叶える手伝いをしたい。コロナ禍のさまざまな人の想いが込められている気がして、今見てもちょっとジーンとしてしまいます。
チームの雰囲気はどうですか?
みなさん、優しいです。ピリピリしていないので話しかけやすく、質問もしやすい空気感です。
旅行が好きな人が多いので、色々な国の話、旅先でのエピソードなどを聞くのも楽しいです。
毎日忙しいと思いますが、リフレッシュ方法は何かありますか?
寝るのが得意で、横になったらすぐに眠れるので、毎日それなりに休養は取れていると思います。そのお陰なのか、残業続きでもあまり風邪はひかないですね。あとは、1ヶ月に1回、餃子を100個くらい作ります。野菜をたくさんみじん切りにして、餡をこねて、ひたすら包む。無心になって作業すると、嫌なことも忘れます。
最近はまってることはありますか?
台湾茶を飲むことです。最近お土産でいただいた台湾茶がとても美味しかったので、台湾茶専門店で茶葉や茶器を購入しました。美味しいのはもちろん香りも良いので、リラックスできます。休日は2日あれば1日は目覚ましをかけずに10時間くらい寝ます。あとは、映画を観に行ったり、海外ドラマを観たり、料理したり、散歩したり。
e-BIKE(電動のスポーツバイク)を持っているので、たまに自転車で走ったりもしています。
今後はどんなことにチャレンジしたいですか?
キャンペーンのキャッチコピー、広告のボディコピーは、今まであまり携わったことがないので、そういう仕事にもチャレンジしていけたらと思っています。

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